石原研究室では、ロボット開発にかかる機構による構造の最適化を主体とする研究活動と、地域の子ども達に、科学やものづくりの楽しさを伝える活動の二つを主な柱として活動としています。
ロボット研究活動指針
制御を考える上で、機構の最適化からアプローチすることを、研究の指針としています。
アクチュエータの数は、自由度を高め、複雑な動作を実現する上で、重要な鍵となりますが、実用面を考えると、故障要因の増加やメンテナンスの必要度を高める要因ともなります。そこで、リンク機構を含めて、様々な機構のアイデアを用いて、構造の最適化を行い、目的動作に対する最適な機構を提案します。
科学教育活動
香川県において、子ども達に科学やものづくりの楽しさを伝えていくために、かがわ源内ネットワークを設立して活動を展開しています。
かがわ源内ネットワークの活動については、こちらを参照してください。
香川県のソウルフードさぬきうどんのセルフうどん店で見られる「湯切り」の動作を自動化し、だしを注ぐことで、さぬきうどんを提供するロボットです。瀬戸内国際芸術祭2019において、展示され、来場者の皆様に、さぬきうどんを提供しました。
瀬戸内国際芸術祭2019出展作品
>> うどんプロジェクト
ロボット製作教室から、工作教室や理科実験などを通じて、青少年向けの科学教育活動を手広く行っています。
かがわ源内ネットワークを設立し、香川県内で幅広く小学生や中学生に向けた科学体験教室を実施する他、2022年からは、中高生に向けた物理数学教育を始めました。
2017 百十四銀行学術文化振興財団「青少年の科学技術体験事業「かがわ源内フェスティバル」
2010-2012 JST地域の科学舎推進事業「目指せ未来の平賀源内「かがわ源内ネットワーク」」
2009 JST科学と芸術の集い支援事業「ロボットアーティスト大集合」
>> かがわ源内ネットワーク
>> 中学生向け物理数学教育教材(I、II、III)
>> 高校生向け物理数学教育教材(I、II、III)
吸盤により窓に張り付き、窓面を滑らかに走行しながら、窓面を清掃します。また、清掃筐体と移動筐体が独立して回転することで、窓の隅部分も清掃筐体を回転させることなく、清掃が可能です。
2005年 愛・地球博出展作品
2007年 グッドデザイン賞受賞
開発担当者により、(株)未来機械が設立されました。
> 未来機械ホームページへ
〒761-0396
香川県高松市林町2217-20
TEL 087-864-2000